「風邪をひきにくくなった」「日々の体調が安定している」「気持ちが前向きになった」…
これは私や私の周囲に実際に見られた変化です。この記事では、私の体験と国内外の知見をもとに、ビタミンD3について日常にどう活かせるかをお伝えします。
大学院時代の研究と気づき
私は大学院でビタミンD3のアンタゴニスト(受容体拮抗化合物)を合成・評価する研究に関わっていました。
その中で「ビタミンD3は単なるビタミンではなく、ホルモンのように全身に影響する」という視点を得ました。
生活に取り入れるようになったきっかけ
きっかけはコロナ禍でした。限られた対策の中で、免疫力を整える視点でできることを模索し、日々の健康管理にビタミンD3を取り入れるようになりました。私自身と家族は体調を崩すことが少なくなり、今も続けています。
臨床現場での観察と気づき
- 神宮前統合医療クリニックにて、200人以上の血液データを見る機会がありました
- その多くがビタミンDの血中濃度が低い傾向にありました
- 補助的にサプリメントを取り入れることで、変化を感じた方も多く見られました
ビタミンD3に関する科学的知見
骨・歯のサポート
ビタミンD3は、カルシウムやリンの吸収をサポートし、骨の健康を保つ働きがあると報告されています。
→ 参考1 | 参考2
免疫バランスの維持
ビタミンDは、免疫細胞の調整に関わることがわかっており、季節の変わり目など体調を崩しやすい時期に注目されています。
→ 参考
気分・メンタルサポート
ドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質に関係する可能性があるという報告もあります。
→ 参考
糖質代謝との関係
研究の中では、ビタミンDがインスリンの働きや糖の代謝に関わるという報告もあります。特に生活習慣が気になる方にとって、興味深いテーマの一つです。
→ 参考6
血液検査で「自分の数値」を知る大切さ
- 人によって必要な量や吸収効率には個人差があります
- VDR遺伝子(ビタミンD受容体)のタイプによって影響を受けるケースもあります
- 私自身は検査で必要量を確認し、日々の調整に役立てています
私が選ぶサプリメントとその理由
日本の製品は含有量や添加物が気になる場合もあるため、私は以下の2社を継続的に使用しています。
第三者機関での検査体制が整っており、吸収の実感が得やすかったという点から長く使っています。
注意点(医師との相談が必要な方)
- 持病がある方(腎臓・肝臓・甲状腺など)は医療機関へ相談を
- 血中カルシウムが高めの方は摂取を控える場面もあります
まとめ
ビタミンD3は、食事や日光だけでは補いにくい現代人の栄養素のひとつです。
私の経験や臨床の現場での気づきからも、日々の体調管理の選択肢の一つとして注目する価値があると感じています。
気になる方は、まず「自分の数値を知る」ことから始めてみてはいかがでしょうか。
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