胃腸の不調が治らない人に共通する「3つのズレ」

「ちゃんと対策しているのに変わらない」

胃の不調が続いている方の中には、

  • 胃カメラでは異常なし
  • 薬も飲んでいる
  • 食事にも気をつけている

それでも、なぜか変わらないと感じている方が少なくありません。

臨床の現場でも、こうしたケースはよく見られます。

目次

要約

  • 胃腸不調は「胃そのもの」ではなく、全身バランスの影響を受けることがある
  • 検査で異常がなくても、機能面の変化が関係していることがある
  • 重要なのは「何をするか」ではなく「どこから整えるか」という視点

西洋医学で見えるもの、見えないもの

西洋医学では、炎症や潰瘍など「形としての異常」を見つけることに優れています。

一方で、

  • 消化力の低下
  • ストレスによる影響
  • 自律神経の乱れ

といった「機能の変化」は見えにくい場合があります。

そのため、検査では異常がないにもかかわらず、不調を感じるケースもあります。

東洋医学から見る胃腸の考え方

東洋医学では、胃腸は単独ではなく、全体のバランスの中で捉えられます。

  • 脾:消化吸収
  • 肝:流れやストレス
  • 胆:消化補助

こうした要素のバランスが崩れることで、胃腸に不調が現れると考えられています。

胃腸不調の「3つのズレ」

1. 作る力の低下

  • 食後に疲れる
  • すぐお腹いっぱいになる

2. 流れの滞り

  • 胃の張り
  • ストレスで悪化する

3. 消化補助の低下

  • 脂っこいものが苦手
  • 胃もたれ

こうした要素のどこに偏りがあるかによって、感じる不調の背景が変わることがあります。

症例から見える一例

食欲低下や体重減少を訴える方で、検査上は明確な異常が見られないケースがありました。

東洋医学的な視点で身体を観察すると、全体の機能低下を示唆する反応が見られました。

このように、症状の出ている場所と、身体全体の状態が必ずしも一致しないことがあります。

なぜズレが起きるのか

多くの場合、症状がある場所を原因と考えがちですが、実際には結果として現れていることもあります。

重要なのは、「どこに変化が起きているか」を整理する視点です。

改善の考え方

大切なのは、何をするかではなく、どこから整えるかという考え方です。

この視点を持つことで、身体の見え方が変わることがあります。

まとめ

  • 胃腸不調は胃だけの問題ではない場合がある
  • 検査で異常がなくても不調を感じることはある
  • 重要なのは全体のバランスを見る視点

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一人で考えても整理しきれない部分は、視点を変えることで見え方が変わることがあります。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を目的としたものではありません。体調に関する判断は、必要に応じて医療機関にご相談ください。

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この記事を書いた人

小島 義教

薬剤師/中西医統合実践家

薬剤師として20年以上、総合病院前の薬局や在宅医療の現場で、多くの方の健康相談に関わってきました。

自身が薬剤性肝障害を経験したことをきっかけに、健康法を増やす前に、まず今の身体で何が起きているのかを整理する「体質整理」という考え方を大切にしています。

現在は文海先生とともに、血液データ、生活背景、睡眠、食事、便や尿などの日々の身体の反応を重ねながら、身体を一つの症状だけで決めないための中西医統合の視点を発信しています。

このブログでは、薬剤師としての知識だけでなく、自分自身の体質ログや迷い、臨床で学んだことも交えながら、身体を責めずに次の一歩を考えるためのヒントをお届けします。

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