【未病対策第2回目:迷ったらココから整える自分に合う健康法の見つけ方と“水”の力】

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健康法に迷ったら「2つの脳」で判断する

現代は情報が多すぎて、どの健康法が良いのか混乱してしまう人が増えています。 そんなとき大切なのは、「頭で考える力(左脳)」と「体で感じる力(右脳)」の両方を使って判断すること。

左脳:論理と思考で情報を整理する

  • どんな成分が含まれているか
  • 科学的な裏付けはあるか
  • 自分の目的と合っているか

右脳:五感と体の反応を感じ取る

  • 呼吸が浅くなる/深くなる
  • 味や匂いに嫌悪感がある/心地よい
  • 体が重くなる/軽くなる

このような五感からのメッセージは、体の本音=生命感覚です。

現代人の多くは“感覚が鈍くなっている”

  • 添加物・糖質・情報過多が感覚をマヒさせる
  • 糖質過剰は扁桃体(直感センサー)を鈍らせる
  • 情報のデトックス、糖質制限、断食などで感覚は戻せる

整えるなら、まず「引く」ことから始めよう

多くの人は「何を足すか?」ばかり考えがちですが、 本当に大事なのは「足す前に、引く」こと。

引く=デトックス。最初にやるべきこと

  • 体内の老廃物を出す(便・尿・汗)
  • 不要な情報・ストレス・人間関係を手放す
  • 心の中の重たい感情も書き出してみる

この“引く力”が整うことで、本当に必要なものが自然と入ってくる状態が作られます。

最初に整えるべきは“水”だった

私はこれまでに1,000万円以上をかけて世界中のサプリメントや健康法を試してきました。 その中で最も効果を感じたのが「水を変えたこと」でした。

人間の体の60%以上は水。

水は、栄養やホルモン、情報までも運びます。 そして不要なものを“出す”ためにも絶対に必要な存在です。

体が求めている水の特徴

  • ミネラルを含んだ自然の湧水
  • 火山地帯の地下を通った湧き水が理想
  • 質が良い水は、サプリが要らない状態を作ることも

現実的なおすすめ水リスト

※水の合う・合わないも、遺伝子や体質によって変わります。 まずは試して、体の感覚で判断してみましょう。

1日の水の目安量

体重(kg)× 20〜40ml が目安です。 (例:60kgの方 → 1.2〜2.4L/日)

※腎機能に不安がある方は、必ず医師の指示に従ってください。

まとめ|“選ぶ力”より、“整える力”が先

  • 健康情報に迷ったら、「頭」と「体」両方の声を聞こう
  • 最初の一歩は“引く”こと=デトックスから
  • 何より先に整えるべきは「水」だった

次回は、サプリメントや健康情報の“落とし穴”についてお話しします。

第3回:サプリの落とし穴と、人生への影響

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この記事を書いた人

帝京大学大学院薬学研究科卒業(生物有機化学専攻)。薬剤師として20年以上、総合病院門前薬局や在宅医療に従事。東洋医学、脳機能学、量子医療を学び、2024年7月より神宮前統合医療クリニックにて精密栄養カウンセラーとして活動開始。血液・遺伝子・ウェアラブルデータを活用し、薬・サプリ・食事を統合した個別最適な健康アプローチを提供。各分野のスペシャリストと連携し、科学と伝統医学を融合させ、一人ひとりに最適な健康を導くことに尽力している。

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