【書評】荒波の中にいる今だからこそ響いた一冊

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【書評】荒波の中にいる今だからこそ響いた一冊

『ガルシアへの手紙』を読んで

この本を手に取ったのは、恩師からのあるご縁がきっかけでした。
私は現在、あるプロジェクトに参画しており、方向性がまだ定まらない中、まさに“荒波の渦中”にいるような状態です。そんな時に、この『ガルシアへの手紙』をご紹介いただきました。

この書に描かれている中心メッセージはとてもシンプルです。

「誰にも指示されなくとも、自ら考え、すぐに動く人間になれ」

言葉にすれば当たり前のように聞こえますが、現代において実践できる人はごく少数ではないでしょうか。
私自身、この本を読みながら、目の前に現れる課題を“誰かが解決してくれる”のではなく、“自分が解決していく”という強い心志と覚悟を、あらためて深く胸に刻みました。

問題解決の道中では、孤独を感じる瞬間もあります。
でも、それに感情を振り回されることなく、「ただ行動する」。
あきらめずに、ただ一歩を進める。その小さな行動の積み重ねこそが、やがて光をもたらすのだということを、私は経験として学び、今もそれを実感し続けています。

そして、不思議なことに、真摯に行動し続けていると、味方が現れ、事態が好転していくのです。
これは単なる偶然ではなく、人生の真理の一つだと私は思っています。

成功する人の10の条件

この本には、成功する人に共通する10の条件が描かれており、私自身、まさにそのど真ん中にいて、試されていると感じながら読み進めました。

  1. 絶対にあきらめない
  2. 熱意と気概、そして使命感がある
  3. 明るくて、前向きな生き方をする
  4. すぐ行動する
  5. 自ら何をすべきかを考えている
  6. 素直で、他人の話をよく聞く力がある
  7. 謙虚で、思いやりがある
  8. 努力を継続できる(=それが“天才”)
  9. 求められている以上の成果を出すことに喜びを感じる
  10. 常に学び続ける姿勢を持つ(向上心がある)

この本をおすすめしたい方

  • 迷っている人
  • くじけそうになっている人
  • 何かを変えたいと思っている人
  • 自律的に生きたいと願う人

『ガルシアへの手紙』は、そのすべてを物語として私たちの心に刻み込みます。
わずか1時間程度で読める短編ですが、得られる気づきと行動の変化は一生モノです。

「誰かの指示を待たない人間に、私はなりたい」
そんな思いを抱いているあなたへ。
この一冊が、人生の転機となることを願っています。

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この記事を書いた人

帝京大学大学院薬学研究科卒業(生物有機化学専攻)。薬剤師として20年以上、総合病院門前薬局や在宅医療に従事。東洋医学、脳機能学、量子医療を学び、2024年7月より神宮前統合医療クリニックにて精密栄養カウンセラーとして活動開始。血液・遺伝子・ウェアラブルデータを活用し、薬・サプリ・食事を統合した個別最適な健康アプローチを提供。各分野のスペシャリストと連携し、科学と伝統医学を融合させ、一人ひとりに最適な健康を導くことに尽力している。

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