こんにちは、SelfHack Labの小島です。
今日は「悪口を言われたとき、どう向き合えばいいのか?」について、私自身の体験と学びをシェアしたいと思います。
「我慢」は美徳ではなく、“慢心”に気づくためのサイン
私たちは「我慢しなさい」「耐えなさい」と育てられてきましたが、
実は仏教でいう「我慢」とは、
「我(が)に慢心を抱く」という状態を指すそうです。
つまり、
「自分はこうあるべきだ」という強いこだわりや、
「私は間違っていないのに」という思い込みが、
私たちの心を苦しめているのかもしれません。
体験談|時間オーバーが生んだ小さなすれ違い
あるとき、私は面談中に時間が少し延びてしまい、
そのことをきっかけに、間接的に「時間を守らない人」という評価が耳に入りました。
最初はモヤモヤしましたが、そこで私は「相手と自分の目的の違い」を考えました。
- 相手は「全体のスケジュール通りに進めたい」
- 私は「目の前の人が安心して笑顔で帰れるようにしたい」
どちらも正しい。
でも、その中で私にできることは、
「時間内に終わらせる工夫」や「一言伝える気配り」だと気づき、改善しました。
悪口を言う人は、長い目で見ると…?
私の経験上、悪口を広める人は、
その瞬間はスッキリするのかもしれませんが、
だんだんと周りの信頼を失っていく傾向があります。
悪口は“自分に返ってくる”。
これが、私がこれまでの現場で何度も見てきた「流れ」です。
感情を手放し、“今”に集中する力
悪口を言われたときこそ、
「自分はどんな思い込みに囚われていたのか?」
「相手は何を抱えていたのか?」
と、冷静に観察するチャンスです。
相手をコントロールすることはできません。
だからこそ、感情に振り回されず、
「今この瞬間、自分が集中すべきこと」に意識を戻す。
この意識を持つだけで、心はぐっとラクになります。
まとめ|悪口は学びのきっかけになる
悪口を言われたとき、
「なんでそんなこと言うの?」と怒りや悲しみでいっぱいになるのは自然なことです。
でも、その出来事は、
「自分の心を見つめるサイン」かもしれません。
- その言葉に反応したのは、なぜ?
- 今、私がやるべきことは何?
- この経験から何を学べる?
そんなふうに問いを持つことで、
悪口さえも「自分を整えるきっかけ」に変えられるのではないでしょうか。
この視点を教えてくれた本があります
今回の気づきは、私が出会った一冊の本からも学びました。
「苦しみとは、現実と“自分の勝手な思い込み”のギャップから生まれる」
この本を読むと、
「なぜ人間関係に振り回されるのか?」
「どうやって心を軽くするのか?」
がスッと腑に落ちる感覚があります。
私の気づきをくれた一冊、
ぜひあなたにも手に取っていただけたら嬉しいです。
この気づきが、少しでもあなたのヒントになりますように。
SelfHack Lab
小島より
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