【未病対策第一回目:なぜ今、“未病”対策が必要なのか?】

現役薬剤師が語る「健康の本質」

はじめに|情報にあふれた時代、どこから手をつければいい?

健康の情報が世の中にあふれかえっている今、

何が正解で、何が自分に合っているのか、迷ってしまう人も多いと思います。

この記事では、薬剤師として20年以上のキャリアを持ち、世界中の健康法を体験してきた私が、

「なぜ今“未病”という視点が重要なのか」をお話ししていきます。

目次

薬剤師として見えてきた“健康のリアル”

薬が増え続ける日本の医療現場

私は薬剤師として20年以上、大学病院前の薬局や在宅医療の現場に携わってきました。

現場で見たのは、薬を飲み続けても治らない人たちの姿です。

薬の数は減るどころか、どんどん増えていく――

それは、薬が「対症療法」であり、「原因」にアプローチしていないから。

日本の医療の強みと“盲点”

日本の医療は、救急や手術などの緊急対応では世界トップクラス。

けれどその一方で、

「病気になる前の段階=未病」を整える視点が、あまりにも弱い

このギャップに、私は強い違和感を持つようになりました。

情報に振り回されない“本質の視点”とは?

情報は「あなたのため」に作られていない

SNS、テレビ、雑誌、YouTube…

健康情報は24時間365日、私たちを包囲しています。

けれどそのほとんどは、企業の利益や販売目的のためのもの。

あなた個人に合わせて設計された情報ではないのです。

  • 芸能人の宣伝
  • 派手な広告コピー
  • 映像や音楽で欲求を刺激する演出

一見「良さそう」に見えるものほど、冷静に中身を見つめる視点が必要です。

日本のサプリの“盲点”を知っていますか?

私はサプリメントの検査や開発にも関わってきましたが、

日本の健康食品は表示義務が緩く、添加物の記載すらない製品も存在します。

つまり、「安全そうに見えるもの」にも、見えない落とし穴がある。

だからこそ、万人向けの情報ではなく、自分自身の体質や状態に合った選択肢が必要なのです。

まとめ|まずは“本質”に立ち返ることから

「足す」よりも、「出す」

そんな視点を持つことが、健康の本質を取り戻す第一歩です。

このブログでは、

あなた自身が“情報に振り回されず、選べる力”を育てていけるように、

薬剤師・研究者・実践者としての立場から、日常に落とし込める知恵をお届けしていきます。

次回予告|あなたに合う健康法はこうして見つける

次回は、

「情報に迷わない“選ぶ力”の育て方」

そして、私がたどり着いた「最強のサプリメント=水」について詳しくお話しします。

[第2回:自分に合う健康法の見つけ方と、“水”が変える体の感覚]

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この記事を書いた人

帝京大学大学院薬学研究科卒業(生物有機化学専攻)。薬剤師として20年以上、総合病院門前薬局や在宅医療に従事。東洋医学、脳機能学、量子医療を学び、2024年7月より神宮前統合医療クリニックにて精密栄養カウンセラーとして活動開始。血液・遺伝子・ウェアラブルデータを活用し、薬・サプリ・食事を統合した個別最適な健康アプローチを提供。各分野のスペシャリストと連携し、科学と伝統医学を融合させ、一人ひとりに最適な健康を導くことに尽力している。

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