人間関係で苦しまないために|離れるべき人・出会うべき人、その違いを知るということ

誰とでも仲良くする──
かつて私はそれが「正しい生き方」だと思っていました。
でも本当は、関わる人を見極める力が、人生を左右すると気づいたんです。

目次

「すべての人を受け入れる」は危険だった

私は幼い頃から、誰に対しても心を開いて接するタイプでした。
壁がないぶん、多くの人と仲良くなれます。
けれどそれは時に、“人を見る目”を曇らせていたのかもしれません。

ある人は、裏で陰口を言っていました。
ある人は、借りたものを返さず、消えました。
またある人は、知識や立場を巧みに使い、人の心を操っていきました。

体験のない言葉に、人は動かされない

私は、人の言葉に「重み」があるかを感じる癖があります。
その人が、自分の体験から出た言葉を使っているかどうか。
どこかで聞いたような、借り物の言葉を使う人に、私は無意識に距離を取っていました。

そういう人との関係は、長く続きません。
むしろ心が荒れ、人間関係に疲れ果ててしまうのです。

学び代の高い“出会い”もあった

私はかつて、ノマドに憧れて広告業界に入りました。
その中で出会ったある人物──
彼は脳科学や心理学を使って、人の欲を突き、依存させるマーケティングを行っていました。

表面上は魅力的でした。
でもその実態は、お金も、時間も、人間関係も、根こそぎ奪っていく人でした。
離れたあと、私は確信しました。

人は誰と付き合うかで、人生が決まる。
それは“お金の話”以上に、“心の話”だったんです。

それでも、出会えてよかったと思う

不思議なもので、そうした経験も、私にとっては「先生」でした。
「こんな人とは付き合ってはいけない」という基準を、身をもって教えてくれたのです。

そして何より、自分自身が他者に同じことをしていないか──そう問い直すきっかけにもなりました。

本当に出会ってよかったと思える“勝友”がいる

私には、16歳年上の友人がいます。
年齢差を超えて、心の奥底でつながっていると感じる人。
彼とは、言葉ではなく魂で対話しているような関係です。

どちらかが倒れそうなときには、もう一方が鼓舞し、支え合う。
そして2人で共通の患者さんのために、道具にこだわらず全力で向き合う。

ただの“気が合う”関係ではありません。
高い次元での共通認識がある──だからこそ、共に夢を語り合える。

彼とは「一緒に日本中・世界中を回りながら癒しを届けたい」という夢を共有しています。
表面的ではなく、コアでつながっている友情。
これが「勝友」だと、私は思うのです。

本当の友情は「与える人」と共にある

本当に大切な関係は、奪う人ではなく“与える人”との間に生まれます。
それは物だけではありません。
知識・知恵・思いやり・応援・寄り添い。
心の周波数が合う者同士が、自然と引き寄せられ、出会うのです。

それを私は、体験を通して学びました。

まとめ

すべての人を受け入れる必要はありません。
むしろ、誰と関わるかは人生の核心です。

「この人と関わると、自分の魂は成長するか?」
「この人は、奪う人か?与える人か?」

その問いを大切に、自分の人生を歩んでいきませんか?

▼ 音声で聞きたい方はこちら

この想いを、3分5秒の音声に込めました。
文字だけでは伝わりきらない熱量や感情も、耳で感じてみてください。

▼ 私が感銘を受けた本『苦しみの手放し方』

この記事の根底にある気づきは、この1冊からもらいました。
現実と心のズレが“苦しみ”の正体だと教えてくれた本です。
ぜひ、あなたの心にも静かに届いてほしい。

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この記事を書いた人

帝京大学大学院薬学研究科卒業(生物有機化学専攻)。薬剤師として20年以上、総合病院門前薬局や在宅医療に従事。東洋医学、脳機能学、量子医療を学び、2024年7月より神宮前統合医療クリニックにて精密栄養カウンセラーとして活動開始。血液・遺伝子・ウェアラブルデータを活用し、薬・サプリ・食事を統合した個別最適な健康アプローチを提供。各分野のスペシャリストと連携し、科学と伝統医学を融合させ、一人ひとりに最適な健康を導くことに尽力している。

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